こんにちは「タケシくん」です。
私も警備員を辞めたのだから、そろそろ次のステップに進みたいと考えておりますが頭の中がごちゃごちゃして・・・
ここはちょっと過去を振り返って前向きな記事を書いてみましょうか。
タイトルでバレバレですが・・・
施設警備員としての職歴・経験・技術は人生において役に立つか?
人生何事も経験して初めてわかる。特に私のような凡人には。
ということで、施設警備員として約8年の経験・出来事をお話ししようと思います。
Contents
施設警備員として働いていた時に発生した出来事・事件
エレベーターの扉が開かず人が中に閉じ込められてしまう!
私が経験したこと。
お客様用のエレベーターが急停止。私は防災センターにいましたのでまずエレベーター監視盤の警報音を止めて監視盤をチェックします。すると8号機エレベーターに緊急停止のランプが点灯。4階と5階の間に停止している模様。
防災センターの隊員に状況を説明し各自対応する。1人はインターホンを取り、中にいるお客様がいるかどうか確認します。人が3人(男性1人・女性2人)中に閉じ込められている状況。このとき、中にいるお客様にパニックにならず安心していただくことが重要です。
エレベーターは密室ではないので窒息しないこと。エレベーター会社に連絡しており業者が直ちに現場に向かっていること。防災センターとインターホンでつながっておりいつでも連絡できる状況にあることなどを説明して納得してもらいます。
私は緊急電話で施設の責任者に状況を報告。上記の状況を報告して責任者に指示を仰ぎます。緊急電話で施設の人・防災センター・設備の人に状況を伝え、皆で情報を共有する事を目的とした仕事です。その後はモニター監視して状況が変われば現場に伝達します。
もう1人は現場に急行、臨場します。この8号機のエレベーターは4階と5階には止まらない設定になっており、明らかに故障してますね。この場合は1階に臨場しました。8号機のエレベーター乗り場にはカラーコーンを使用不可の張り紙を掲げます。
結局、30分後だったか、エレベーターの業者が来て何かを操作してエレベーターは無事に1階に付き扉は開いたのでした。
責任者はお客様に平謝りでした。お客様は不満そうでした。なにせ30分もエレベーターの中に閉じ込められればイライラもするでしょう。
その後の話で原因はエレベーターの扉の溝に詰まった埃・ゴミが原因で緊急停止したとのことでした。実際はわかりません。エレベーターの基盤に問題があるのかもしれません。耐用年数が経過したら万全を期すために新しいものに交換するべきです。
(最近のエレベーターのセンサーは感度が良いみたいですのですぐに反応して停止してしまいます。)
(エレベーターの基盤を交換しないために問題が起きているのか。施設警備の現場に配属されるのならば新しい施設のほうがこういったトラブルは極力少なくなります。)
夜間、巡回中に男性トイレの中からバタバタ扉の開閉音とハアハアした荒い声が・・・
私がいた施設現場は不特定多数の方が入館する現場です。夜10時20分頃のビル巡回で男女が一緒に宴会場近くの男性トイレに入るのを目撃。宴会が終わり人のいない時間帯でした。照明も落ちていました。これは明らかに何かを始める気だなと感じた私はトイレの入り口まで行き様子を確認しました。
中からはトイレの扉のバタバタといった開閉音と、そこでハアハアしている声が・・・
宿泊客なのか、それとも宴会の客なのか、それとも常習犯なのか?
こういう場合は対応に困りますよね。公序良俗違反は間違いないのですが、1人で対応すると相手にいちゃもんを付けられる可能性もあったので、まずは施設の責任者に上記の件を報告して支持を仰ぎました。
こういう時、事に当たる前に責任者に報告をして指示を仰ぐことや応援の人を呼んで複数で対応することが自分の身を守るコツです。複数で対応するというルールに決めている現場もあるそうです。
その時の責任者の支持は、私には巡回を続けて10分後に現場を確認して報告をくれとのことでした。本当にそれでいいのか念を押して確認しましたが、指示は変わらず。
私は半ばあきれながらもその通りにしました。10分後私は男性トイレの入り口へ確認にいきました。ちょうどその時、あの男女が男性トイレから出てきて私は暗がりで男女2人と顔をあわせました。
2人は何食わぬ顔をして私の前をすれ違い去っていきました。私は「巡回です。パトロールです」といいながらトイレの中に入り異常の有無を確認しました。そして異常が無かったことを確認して、状況を責任者に報告しました。
結局、何も起きなかったということで済んでしまいました。責任者としては宴会も終わったし人のいない時間帯であり事を大きくしたくなくてこのような指示をしたのだとは思いました。
責任者がそうするというのであればそうするのが正しいのだと。この場合自分の意見はどうでもいいのです。
私も犯罪や一緒に働いている仲間を陥れること以外なら、不満を抱きながらも言う通りにします。
電気設備の漏電で消防車10台出動・警察まで出動の大騒ぎに。実際は大したことなかった。
「時間が施設内の電気設備から漏電して出火した」との連絡が防災センターに入りました。
直ちに消化しなければなりません。私も休憩中でしたが報告を受けた所属長が現場に行くようにとの指示あり。
現場に到着すると配線から煙があがっていました。施設の人間が濡れタオルや濡れ雑巾で消化。警備員の一人が消火器で消化しようとしたため施設の人間が慌てて制止したとのこと。
消火器を使用すると後で消防に書面で報告をしなければならないので制止したのだとは思うが・・・
まあそれはいいでしょう。しかしながら電気設備を漏電させたのは施設の人間なのです。それに対して現場に急行している警備員に謝罪の言葉は無し。施設責任者も臨場していたが謝罪したかどうかは未確認です。
まあそんなもんですよ。俺の休憩が彼らのせいで台無し。まあそんなこんなでイライラが最高に達していたが、その時点では彼らに面と向かって言う気はなかったですね。他社の人間だし、しかもその会社は〇〇会社。
今から思えば本当に最悪な現場に配属されたと心から思いました。
それから後に消防署の人がゾロゾロと施設に入ってきました。誰が通報したのか知りませんが何とこんなことで消防車が10台もやってきたのです。
どういう通報をしたらそうなるのかと唖然としてしまいました。結果的に施設の人間は警察と消防に報告を求められ丁重に説明する有様。施設責任者も現場確認にくる事態になり、施設責任者に対しても詳細な報告を求められたそうです。
私は少しだけ溜飲が下がった思いでした。
後から冷静に思えば、通報した人がどのような通報をしたのか。大げさな表現がこのような大騒動にまで発展してしまうこともあるという事案でした。
報告は正確に早く丁寧に・・・
結論。職歴はもちろん経験・技術も役に立ちます。
警備員の仕事は暇そうに見えても何か起こった時には迅速に的確に対応しなければなりません。警備員は状況判断能力・危機管理能力が問われます。
最近の人手不足地獄のような勤務の現場では緊急時の対応能力よりも日常の人手不足問題のほうが明るみに出ていますね。
緊急時よりも日常の問題を直視せよ。
日常の問題が解決できないのに緊急の問題が解決できるのか。緊急時は現場が対応する、日常の問題は会社が対処する。これは基本だと思うのですが・・・
どこの会社に行き、どこの現場に行くかははっきり言って運です。自分ではコントロールできません。仕事よりも残業時間や人間関係で嫌になってしまいます。
その問題は置いておいて・・・
警備員の資格は警備員でないと役に立たないと思いますが、警備員としての経験・スキルは決して無駄なことではないと思います。
そこで培った経験・技術は決してあなたを裏切るものではありません。どんな職業についても状況判断力や現場対応力・危機管理能力は問われるものであります。
場合によっては人の命に係わる仕事でもあるのです。
そういった経験ができるのですから、決して人生捨てるべきではありませんね。それは他の仕事でも活かすことができる。
私が知っている隊員は同僚の私に向かって
「俺の仕事は資産運用だよ」と豪語した人もいるくらいです。
こんな話でした。
警備員の仕事は柔軟な対応・繊細な気配りを求められる仕事ではありますが、逆に劣悪な労働環境にいると彼のように図太い神経でないと警備員は務まらないのか」と思ってしまいます。
おしまい。
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