わたくし「タケシくん」はブラック警備会社を正式に辞めました。
辞めた理由は「休みが無いこと」・・・・
これに尽きます。とほほ・・・
以前はまだよかった。給料は低くても、休みはしっかり月4~5日
取れました。明け休みを重ねて48時間あったので、その時間で自分のやりたいことができました。
しかし、段々と人手不足から警備会社の不況と現場の劣悪な環境とが混ざり合いついに休日無し明け休みしか無くなってしまいました。
労務管理ができない会社はアウト。
労務管理ができない現場の所属長もアウト。
残業代欲しさに他人を潰す警備員もアウト。
現場のオーナー様のいいなり、施設担当との仲も最悪。
仕事の量は増えるのに現場の警備員は辞めていく。
年齢の若い人はすぐに辞めていきます。
独身で借金の無い人も計画を立てて辞めていきます。(私もその1人)
現場に残っている人は、家庭が持ちの人、子供が小さい家庭を持つ人、
借金他何らかの事情のある人、
楽な現場に入って続けられる人くらいになりました。
ひとえに管理能力の欠如だと思います。
働く人口が少なくなっていくのに人を育てられない。
現場の警備員は残業が減って給料が減るのが嫌だから新人の面倒見ない。無視、威嚇する。どうしようもない奴もいます。
(心やさしい人もいます。丁寧に教える人もいます)
(私みたいなセミリタイヤを目指している人は勤務日数の多さにイライラしていました。)
そんな現場の状況を見て耐えられない人は辞めていく。
指導・教育するも休み無しで精神的にも体力的にも疲れていて、
何事にも無関心。警備員同士でケンカするし、派閥は組むし、
どうしようもない。
会社のホームページ見たら請け負っているあらゆる現場で募集している。
もうどうしようもない。
唯一良かったことは、これだけ働けば残業代がものすごいことになっている。基本給よりも残業代の方が多いし・・・・
金が貯まるよ貯まる。月15~20くらいは貯金できたましたよ。
こんな生活が2年以上も続けばそりゃ辞める準備だってするよ。
労働基準監督署が〇〇〇〇すれば一発〇〇〇だろこれ・・・
思いついたままに勢いよく書いてしまったが、反省と復習を込めて私の警備員としての1日をここに記します。
警備員のある日のしごと1日分
- 08:45 朝礼 昨日の出来事、今日の予定
- 09:00 受付業務(業者受付や来館者案内もあり)
- 10:00 防災センター勤務(受付・モニター監視・緊急時対応など)
- 11:00 受付業務・立哨
- 12:00 休憩・食事(外出不可・弁当かコンビニまたは現場によっては社内食堂有るかも)(休憩は自由なはずだが緊急時対応のため外出不可)(そもそも制服着用の為外出は面倒くさい)
- 13:00 休憩
- 14:00 受付業務・立哨
- 15:00 防災センター勤務
- 16:00 受付業務・立哨
- 17:00 防災センター勤務
- 18:00 受付業務
- 19:00 受付業務
- 20:00 休憩・食事
- 21:00 受付業務
- 22:00 防災センター勤務
- 23:00 巡回(オフィス巡回12F~1F)
- 00:00 仮眠
シャワーを浴びる。着替える。各仮眠室で仮眠(1部屋4~5人)生理的に眠れない人は警備員の仕事はできません。他人のいびきなどに敏感で眠れない人も難しいでしょう。
- 04:00 巡回
- 05:00 防災センター勤務
- 06:00 巡回
- 07:00 受付業務
- 08:00 防災センター勤務
- 09:00 引継ぎ・終礼
ブラック警備会社辞めました。その理由
ある日のしごと1日分を記しましたが、これで明け休みがあればまだいいのですが、実際の勤務は2日目もあります。
2日目は早寝になり仮眠時間が19:00~24:00までになります。
48時間拘束されるということです。
実際の1週間の勤務は
当務・当務・明け休み・当務・当務・夜勤・明け休み
(夜勤は18:00~09:00)
これの繰り返しです。たまに夜勤が無くなり明け休み・公休になります
これはもう会社の問題ですね。現場も確かに悪いけど、それを放置していた会社も悪いということに私は結論付けました。
会社はこのような勤務状態をわかっていて放置した。
謝罪もなし。2~3カ月くらいならまだ緊急事態として納得がいく。
しかし、2年もそんな状態ではさすがに・・・もう無理。
警備員は現場しだい。現場の人間次第です。
警備会社がすべて私が所属していた勤務状態の会社ではないでしょうが
ほとんどすべて現場次第です。
居心地の良い現場は人が辞めることはない。
ちゃんと休日がとれて、自分のやりたいことができる職場なら続けられるでしょう。
私も長く務めたほうだと思います。
このブログを見ているあなたに少しでも参考になれば幸いです。
おしまい。
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