こんにちは「タケシくん」です。
今日はですね、久々の読書感想を書いてみたいと思います。
佐々木典士さんの「ぼくたちは習慣で、できている。」です。
自らミニマリストを自称しており、ミニマリズムを紹介した著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」は国内16万部突破、海外21ヶ国に翻訳されるベストセラーにもなっています。
佐々木典士さんの本の中の紹介で、
やめた習慣は
☑お酒を飲むこと☑甘いものを食べること
身につけた習慣は
☑朝5時置き ☑ヨガ、瞑想 ☑日記
☑ブログ、原稿を書く ☑筋トレ ☑10㎞ランニング
などなど。
37歳で始めたマラソンのベストは3時間49分。部屋はあいかわらず片付いているそうです。
現在はフリーランスで書くことを仕事にしています。本当にうらやましい生活ですね。
では、感想いってみましょう。
習慣は継続することでつくられる
習慣に関しては過去の記事でその偉大さを語っています。この本でも冒頭にアリストテレスの言葉を引用して偉大さを物語っています。
私たちは繰り返し行っていることの結果である。だから、あらゆる偉業が行為でなく、習慣によって成し遂げられる。
ーアリストテレス
ああ、シンプルなことばはいつまでも心に残ります。年を取ったときに笑ってこの言葉を聞きたいものです。
人は誰しも良い習慣を、身に着けたいものです。早起きしたい。運動したい。暴飲暴食を辞めたい。お酒を辞めたい。ギャンブルを辞めたい。などなど。
人は良い習慣は長続きせず、悪い習慣はなかなかやめられないのですね。そんな時に自分の意志の弱さを実感します。
継続できないのは意思が弱いからか?
続いて、自分は意思が弱いと思い込んでいる全ての人へということで本の中で習慣についての考察がまとめられています。
以下抜粋引用します。
●人には目の前の報酬ほど大きく感じ、将来にある報酬や罰則は少なく見積もってしまう「双曲割引」という性質がある。だから、好ましい習慣を身に着けるのが難しい。
●人の脳には理性的なクールシステムと、感情的なホットシステムがあり、相互作用している。
●意志力が「強い」と思われていた人はそもそも誘惑されている「意識」すらなかった。
●習慣とは「ほとんど考えずにする行動」のこと。習慣にするには、意識自体の出番を減らす必要がある。
●習慣とは、「トリガー」で作動する「ルーチン」であり「報酬」を求めて行われる。
●習慣にするとは、マシュマロ・テストを何度も受け続けるようなものである。2個のマシュマロを何度も得ていれば、そのうち将来の報酬が、検討する価値もないほど大きく感じられるようになってくる。
●習慣にするとは、あらゆる手を使って、目の前のマシュマロから目をそらし続けることである。
これらの中でもこれがしっくりきます。
習慣とは「ほとんど考えずにする行動」のこと。習慣にするには、意識自体の出番を減らす必要がある。
給料から貯金額を天引きするのもこういうことだ。意識しないで貯金すること。習慣化すること。貯金を苦と思わない環境づくりをすることが重要です。
私が投資でインデックス投資をお勧めするのもこう言ったことだからだ。習慣にしてしまえばいいのです。株価は見るけど証券口座はめったに見ない。月に1回位確認するのが理想。講座残高という現実から目をそらすこと。目をそらし続けること。
1駅手前で電車をおりて散歩することもなんてことはない。「歩くと心地よいし体にも良いから歩く」という習慣ができているからだ。
しかし一方で、私は誘惑には弱いと思っている。
昼ごはんつくるの面倒くさいというときにはカップラーメンを食べてしまう。またイライラしたときの暴飲暴食。頭ではわかっているけれどやめられない。やめたとしても代わりにパチンコをやってしまう。負けてもいい。
イライラするというトリガーでパチンコや暴飲暴食というルーチン。「お金が増える」とか、「たらふく食べた」という報酬を求めての行動です。
うまくいっている投資・運動とうまくいかない暴飲暴食・パチンコ。私の行動は2面性を持っています。誘惑に負ける確率は同じぐらいだけど、そもそもの誘惑を受ける頻度が違うので、結果が違ってくる。
意志の強さというより、単純に誘惑の頻度による意識させられた回数が問題なのではないか。
意志力が「強い」と思われていた人はそもそも誘惑されている「意識」すらなかった。
では習慣化するために目の前のマシュマロから目をそらし続ける具体的方法は?
本でも50個紹介されていたので、いくつか抜粋しながら自分なりに考えてみたいと思います。
つづく。