こんにちは!タケシくんです。
今日は現在ブラック企業で働いている人へのメッセージです。
私は約20年間、職を変えながらブラック企業を渡り歩いたといってもいいかのしれません。ブラック企業に勤めての最大の苦痛は「自分の時間が取れない」ということでしょう。時間がなく自分の人生について何も考えられなくなり、時間を浪費してゆくのがブラック企業に勤めている者の最大の障害です。
当初は給料はほどほどで良い、自分の時間が欲しくて警備会社に転職した
6年勤めていた不動産営業を辞め警備会社に転職しました。24時間勤務なので拘束時間は長いけれども、仕事が明ければ24時間休めました。1週間のスケジュールはこんな感じでした。
当務・明け・当務・明け・当務・明け・公休
当務1日で約17,000円。
こんな感じなので月に勤務日は15~16日 給料は総額25万円程度でした。
この状態で明けの日や公休の日にブログ・ライター・せどりなどの副業などして稼げば本業と併せて月30~35万円の収入が得ることができる。貯金・投資を継続できればセミリタイヤ生活も近づけると思いました。しかし甘かったですね。
給料をキープしたいために〇〇を潰す人がいる
しかし、警備員にはいろいろな人がいます。月25万円の給料では足らないという人がいて、月18~20当務働きたいという人もいます。当然月給は上がります。勤務時間が多ければ多いほどお金がもらえるシステムなのです。
それはそれでよいのですが、問題は新人が育たないということです。その人たちにとってみれば新人が育つと仕事の時間が減るわけですから給料も下がります。それが嫌で新人を潰すのです。その嫌がらせ内容は割愛しますが・・。
はっきり言って、少ない仕事時間が減れば給料が減る。これは死活問題です。少ない人数で仕事をこなせば、それは本社にとって利益になります。
会社の中で決められた人件費を取り合っているだけ
また少ない人数で仕事をこなすことは、警備会社(本社)にとっての利益になります。警備会社は施設ごとに契約します。このオフィスは常時20人で運営する契約ならば最低でもその警備隊は倍の40人以上は在籍していなければ回りません。
しかし人がいなくて19人で運営すれば1人分の人件費が浮くのです。この1人分は会社の利益になります。なので会社にとってもオトクなのです。だから会社は人を増やして隊員に休みを取らせてあげようなどという考えは薄いのです。ほとんど無いといってもいいでしょう。取引先にばれなければいいやという考えですね。
会社を休めなくなり体が変調をきたす
そもそも、警備員という仕事は「いざというときに万全の態勢で事に当たらなければならない」のです。施設内で人が倒れたり、火事や大きな地震が起きるかもしれません。だからこそ人員は多めに用意しておかなければならないのです。
しかしながら、このような休めない状態ではブログを書いたりする副業などできるわけがありません。家に帰って24時間休んでまた出勤。48時間勤務や本来明けのところを夜勤なども入り3日~5日拘束されることもありました。睡眠もロクに取れません。
そうこうしているうちに体がおかしくなりました。もともと悪かった血糖値が更にあがり、昼間の眠気や肩こり・体のしびれなども発生してしまいました。
そのような生活が2年近く続き、流石にこれは限界だと気づき、その警備会社を退職しました。
今、「もう苦しい」「今すぐ辞めなければ体に障害が出てしまう」という方はすぐにでも辞めてください。カネが少しくらい増えても体を壊してしまっては意味がありません。
ハッキリ言って自分のためなら仕事なんて辞めていい
はっきり言って世間体なんてどうでも良い。
自分の体が大事。健康が大事。そんなに世間は他人に興味があるのかね。わたしだって会社がルール通りに労務管理さえキチンとやってくれれば、多少のことでは辞めることもなかったと思う。
日本はブラック企業のせいで原因の自殺者が増えている。
倒れそうになった経験のある私から仕事が辛い皆さんに伝えたいのは、
「仕事なんて気軽に辞めても問題は無い」
ということ。
人生は1度しかない。1度しかないんだから、自分を大切にして欲しい。
お金を稼ぐのはちゃんと勉強すれば難しいことじゃない。
死ぬほど辛い仕事をし続ける方がよっぽど難しい。
会社はあなたが利用するもの。会社から利用される必要は無い。
おしまい。