みなさんこんにちは「タケシくん」です。
働いても、働いても昇級しない。ボーナス上がらない。終わらない仕事。このまま定年まで働き続けるのか。定年後どうしたらいいのか。
働いても働いても、ブラックサービス企業20年の私が今更知った会社員が稼げない理由を書き連ねていこうと思います。
- ライバルは社内の人間だけ。会社の規模で人件費は決まってしまう
- 人を雇うより設備投資のほうが安い・利用価値がある
- 給料はコントロールされている。労働力しか提供できない
- 掛け持ちアルバイトなどの時間労働は稼げる額に限界がある
- 歩合営業は他力本願
Contents
1.ライバルは社内の人間だけ。会社の規模で人件費は決まってしまう。
会社には人件費の総額は最初から決まっています。その金額を従業員で分けるのですからおのずと上限は決まっています。限られた人数で取り合っているだけです。
そして会社は組織を維持するために従業員より課長、課長より部長、部長より専務・役員の方が給料が高いはずです。会社は組織維持のために人間関係を重視します。
会社は慎重に給与を決めています。
働きの良い社員でもベースをアップすることはありません。
「報奨金」という名目で、一時的なボーナスを渡して終わります。
なのでどれだけ頑張っても自分の役職以上の給料を得ることはないのです。
2.人を雇うより設備投資のほうが安い・利用価値がある
会社は人件費を追加するより、他にお金を使いたいのです。
現在話題になっているAI(人工知能)
将来的には受付業務が自動でできるようになったり、経理書類の自動作成、料理の自動化仕事全体を把握して適切な指示を出したりするとされています。
残業が少なくなってよかったね。
ドローンが夜間オフィス内を巡回、警備員不要の時代突入へ : IT速報 https://t.co/FX1K9GHp4a
— タケシくん (@takeshimemory25) July 26, 2018
給料はコントロールされている。従業員は労働力しか提供できない
私たち従業員は体だけが便りです。体だけが労働力という商品を生んでくれる唯一の商品なのです。
収入源は1つしかないのです。そのようなことは経営者は当然知っています。あなたが経営者だとしたらそのような従業員に対して高い給料を提示するでしょうか。
そりゃ、特殊な技能を持っているスーパーな人であれば高い給料も出すでしょう。しかし一般の中小企業の人材にそれほど多くの給料を出せるとは考えられません。
古い中小企業は、団体交渉、団体行動しないように社員同士を常に緊張状態にして管理します。その管理は中間管理職の役割です。彼らも所詮雇われ従業員なんです。一般社員・従業員より少しだけ高い給料を払って管理されているのです。
そういう意味では、従業員も中間管理職も給料はコントロールされているのです。
そしてその中間管理職の人間がいちばん搾取するのです。現場の細かい業務を従業員に負担させます。上司の見えないところで巧妙に搾取します。自分たちはなるべく楽をしようとしているのです。
そういうところで従業員は怒りを覚えるワケなんですよね。
掛け持ちアルバイトの時間労働は稼げる額に限界がある
昼間は会社で仕事する。夜間・深夜はコンビニでアルバイトをする。
昼間はベビーシッター。夜間は看護師のパート。
上記2つの働き方は、自分の体が資本です。自分の体が続かなければできません。いくら働いても自分が休んだら収入はありません。
このような昼も夜も働き続ける働き方は長続きしません。1~2年で限界を迎えるでしょう。実際私は2年で挫折しました。
ただ、当分のお金を稼ぐ。1~2年生活できるお金を蓄える。人生設計のための預貯金をしておくという考えで働くことはアリですね。
500万~1000万貯めて、独立開業する人もいます。ただそれでも従業員の考えと経営者側の考えは全く違います。労働力を売るのと、商品を売るのとでは考えが全く違う。それが経営者と従業員の稼ぎの違いの根本なのです。
歩合営業は他力本願
普通に仕事しているだけでは稼げないなら、実力勝負の不動産営業・保険の営業・自動車セールスといった「歩合給で一発当ててやろう」と思う方もいるかと思いますが・・・
厳しいですよ・・・努力すれば一時的に売れたりして稼げますが、
続かない 毎月住宅を1件売るのも厳しい。昔の人は高度経済成長の波を受けて、月に5件~7件売ったなんていうひともいますが、それは「時流にのっていたから」なのです。
「才能」×「努力」×「時流」
才能は人それぞれです。何にでも努力は必要です。しかし「時流」というトレンドを見逃している人は多いですね。いつまでも住宅は売れ続けない。マンションも同じ。これから人口減少で住宅を売買する人も確実に少なくなるでしょう。
営業はすべての仕事に役立つ必須のスキルですが、それだけでは難しい。営業力があれば売る商品を変えていけば生活できるじゃないか。と反論もあるでしょう。
しかし今まで述べてきたようにこの方法では体ひとつが資本であり、自分が働かなければ成績は上げられない。しかも売上げという実績も出さなければいけないとなると中々に大変です。
営業畑一筋で営業のプロでも中々結果を出し続けることは難しいのです。
そして歩合営業で働く人は自分の扱っている商品には詳しくなりますが、仕事で時間が取れないあまり世の中の「時流」トレンドを見落としやすくなるということが最大のネックです。
もう時代は変わってきている。これからは・・
もう昔の方法は通用しない。船団護送方式では成功しない。
みなさんも薄々感じているかと思うのですが、目先の生活に追われて中々行動に移せない。
そんなに若くないし、お金もないといったことで行動しない人が実に多い。
「いまがんばって結果を出した人が次のステージへ行けると思えばやるしかない。」
そう思って日々生活しています。
具体的な方法はまた後日。
おしまい。