自己紹介
40代オヤジです。勤め人を20年以上つづけた耐久サラリーマン。 資産運用と最近個人事業主になりたいと目覚めています。 今までの経験と自分の考えを公表するぞ。 人生遠回りしたなと後悔しているので私の記事を参考にしてね。 これからはダウンシフトを実践します。

2018サッカーW杯(ロシア)感想

2018 サッカーワールドカップ ロシア大会終わってしまいましたね。私は4年に1回のワールドカップ本当に楽しみました。

普段はプレミアリーグ・スペインリーグ・ブンデスリーガ・セリエAやUEFAチャンピォンズリーグを見ています。日本人選手をじっくり見ることはあまりなく、今回のロシア大会は少し見てみようかな、世界を相手にどれくらいやれんのかなという程度でした。

4月にハリルホジッチ前監督の解任騒動で西野監督に交代したことに関しても、日本サッカー協会にがっかりしていました。代えるのなら去年のうちにと思っていました。これで結果が出ようが出まいが日本サッカー協会の一貫性の無さに正直ガッカリでした。

そのような経緯もあって、ロシア大会はこれまでと同様に世界最高の選手たちが4年に1度本気でタイトルが欲しくなる大会「ワールドカップ」を純粋に楽しもうと思っていました。

そんな私が、ワールドカップを見た感想を述べたいと思います。

世界のレベル差は確実に縮まった

今大会はグループリーグでの番狂わせの多い試合が多くありました。優勝候補ドイツが初戦でメキシコに0-1で敗れ、続くスウェーデン戦は最終盤にクロースがFKを決めてしのいだが、最後は韓国に0-2で完敗し、決勝トーナメントに進めなかった。メッシ擁するアルゼンチンは初戦アイスランドに1-1ドロー、クロアチアには0-3ショッキングなスコアーで負け。ブラジルのネイマールら、抜きんでた力を持つエースが封じられたチームも優勝争いに絡めなかった。クリスチャーノ・ロナルドを擁するポルトガルも決勝トーナメントで失速した。そしてコロンビアが初戦日本相手にまさかの1-2敗北など今大会は序盤にエキサイティングな試合が多かった。

これらのことが意味するものとは、やはり世界のサッカーのレベル差が確実に縮まったということだ。少々実力が落ちるチームでもW杯予選リーグの組み合わせは前年12月に決定する。準備に半年費やせる。その分の攻撃面守備面の対策は万全にできる。さらに実力の伴う優勝候補と目されるチームは予選リーグに100%の力を入れることはない。更にUEFAチャンピォンズリーグに出場する選手は過密日程によってコンディションやコンビネーションが思うようにいかないことも理由としてあげられる。優勝候補チームは試合をこなすごとにコンビネーションが高まり、段々と強くまとまりのあるチームになっていくのだ。

そこに隙があるのだ。少々格下のチームでもその試合に全力を尽くすこと、力を出しきれればよい試合ができるであろう。グループリーグは3試合しかないのだ。短期決戦では何が起こるかわからない。初戦を勝つまたは引き分けることによって次につながりグループリーグ突破に可能性が出てくるのだ。

VARは導入はやはり正解だった

VAR=ビデオ・アシスタント・レフェリー、通称ビデオ判定。21回を数えるワールドカップで初めて導入されたシステムだ。誤審を減らし、競技の公正さを高めるために、競技規則を司るIFAB(国際サッカー評議会)が「最少の影響で最大の効果をもたらす」手段として今年3月、導入を認めていた。適用の場面はゴールやPKの有無、一発退場、警告や退場の選手誤認という、試合の結果を左右しかねない重要な場面に限られる。

結果的には成功だと思うが、VARの運用の仕方が多少の問題が残るということだ。以前にもあった明らかな手をつかってのゴールやピッチ上のボールの無いところでの暴力行為は確実に減っている。おおむねVAR導入は正解である。

問題はVAR使用を決めるまでに時間がかかりすぎということだ。またVARで厳密に判断するとサッカーの醍醐味である試合の流れが途切れるという懸念も多少は残った。

決勝戦のクロアチアのペリシッチ選手のペナルティエリア内のハンドについて、厳密にいえばハンドでPKだが本人はわざとではないであろう。主審はVARで何度も確認をした判断が問題になっているように、これによって試合がつまらなくなったという意見も多くでた。これはもうペナルティエリア内のハンドは故意でもそうでなくてもPKというルールに変えるべきなのか。

これからの運用をどう改善していくかはVARの課題であろう。

日本代表次回大会ベスト8の目標はいいが・・

やっぱりワールドカップは特別ですよ。どの選手も必ず欲しいタイトルの1つであります。4年に1度の機会しかないW杯。私たちも最高に楽しみました。

しかしW杯は短期決戦です。優勝したフランスでさえも7試合しか戦っていないのです。もちろん厳しい大陸予選を勝ち抜いて出場を果たし優勝したことは素晴らしいのですが、7試合で決してしまうということは、これまでの私の主張のように運がいいという要素もかなり含まれていると思います。この大会をもう一度最初からやったらたぶん優勝国は違う国でしょう。ベスト16もおそらくいくつかの国が入れ替わっているでしょう。

日本代表は次回大会はベスト8に残ることが目標になるだろうが、そう簡単ではないだろう。メキシコ代表は最近の7大会連続してベスト16止まり。コロンビア代表は前回ブラジル大会ではベスト8だったが今回はべすと16まで。以前は出場すらままならないという時期も経験しているのだ。

結局1人1人が世界のトップ選手と戦えるように強くなれば、戦術は後からついてくるのです。リーグ戦を優勝してCLを戦える選手が多く輩出されればそれだけで目標に近づくことになるのだ。基本はリーグ戦であり日々の努力ということが言いたいのです。

ワールドカップは4年に1度だからこそアツくなれるのです。

おしまい。

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