自己紹介
40代オヤジです。勤め人を20年以上つづけた耐久サラリーマン。 資産運用と最近個人事業主になりたいと目覚めています。 今までの経験と自分の考えを公表するぞ。 人生遠回りしたなと後悔しているので私の記事を参考にしてね。 これからはダウンシフトを実践します。

孫子の兵法②

つづき。

中国最古の最も優れた兵書であり、現在欧米のビジネス・スクールでも「戦略書の原点」として取り上げられている、まさに現代最強のガイドブックです。

私もこの「孫子の兵法」を人生のガイドブックとして、使わせてもらっています。人生にはいくつもの重要な選択の時が訪れます。そのときに備えて、日ごろから準備・対策をしております。

今日は私が役に立っていると思う言葉や文章を感想付きでご紹介いたします。

最後に勝つ人は戦い方を知っている

人生をなめてはいけない

兵は国の大事にて、死生の地、存亡の道なり。

いつ生きるか死ぬかの場面に出くわすかわからない。それが人生だから、決して侮らず常に緊張感をもって行動すること。

自らを戒めることが、人生という戦場で戦う者としての隙のない構えをつくる。

いつの時代にも通用する名言ですよね。

出たとこ勝負は敗者の戦い方

之を経むるに五時事を以てし、之を校するに計を以てして、其の情を策む

どうやって自分の望む人生を手に入れるか、情報を集めてよくよく準備し、よくよく考え抜いて、子細かつリアルな計画をたてなさい。

計画がすでに数々の目標を達成した過去の足跡のように思えるほど、ゴールに至るまでのプロセスをリアルにイメージすること。

行き当たりばったりのギャンブルでは勝ち続けることはできませんよ。オモテかウラかの丁半博打では絶対に勝てません。

悲観的に準備して、楽観的に行動する

将、吾が計を聴きて之を用うれば、必ず勝たん

時間をかけてじっくり「人生計画」を練りなさい。特にリスクに対しては、どんな危険がおこりうるか、どこまでも悲観的に考えて入念に準備すること。そこまでやれば、もう目標は達成したも同然である。

せっかちな現代人は、そこにかける時間を「もったいない」と思うかもしれません。しかし「急がば回れ」という昔から言われている言葉があります。ここで時間をかけたほうが、結局は目標への一番の早道になるのです。

強い相手には懐に飛び込む

勢いとは利によりて権を制するなり

自分は勝つと信じている人間ほど、強い者はいない。どんな権威・権力もその勢いに寄り切られてしまう。

人生も仕事も、どんなに劣勢でも、ギリギリまで自分の勝ちを信じている人が勝つ。権威・権力を恐れず勢いで懐に飛び込みなさい。思い切ってやれば何とかなるのです。

バカになれる人になる

兵は軌道なり

自分の強さを誇示するようにふるまっていると、相手も警戒する。しかし「ちょっと抜けたところがあるひとだな」と思わせると、相手も胸を開いてくれる。その分相手は無防備になり、隙さえ見せてくれる。

思い通りにならない状況をいかに突破するか

負けない自分のつくりかた

勝ちは知るべくして、為すべからず。

相手は自分の思い通りには動いてくれない。そんな「できないこと」を想定して戦略を立てても勝ちはおぼつかない。それよりも「負けない自分」をつくることを考えよ。自分でコントロールできるのは自分自身だけなのだから。

好機が来るのを焦らず待つ

勝つべからざるとは守るなり。勝つべかしとは攻むるなり

負けない自分をつくったら、あとは「果報は寝て待て」焦らず静かに時期を待ち、相手の隙をついて攻めれば勝てる

最後に勝つ人の「感情整理法」

能く自ら保ちて、勝ちを全うす。

争いごとや競い合いは、冷静さを欠いたほうが負ける。自分自身を常に冷静に保つ事が勝ちを呼び込むのだ。

負の感情ばかりでなく喜びの感情だって、長引けば有頂天状態が続いて、良いとは言えません。だからトレーニングによって、できるだけ短時間で平常心に戻れるようにすることが大切です。

勝者になるには一定の法則がある

いかがでしたか。「孫子の兵法」は現代にも通じる兵法なのです。

人間関係や経営戦略にも一役買っている最高の読み物なのです。

私は「孫子の兵法」を人生のガイドブックとして役立てています。

超訳 孫子の兵法

おしまい。

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